千葉神社大祭

千葉神社脇の芝生の公園、通町公園界隈を盛り上げよう!という取り組みをしておりますお気軽着物塾の雪です。

 

そもそも例祭の起源は1126年にさかのぼります。

平安時代の末期であるこのころ、千葉の一帯を統治していたのは【千葉】の姓を名乗る千葉氏でした。

千葉氏は領地の拡大にともなって移動していた一族でしたが

七代目の千葉常重(つねしげ)の時に交通の要であり、防衛に適した亥鼻山を一族の本拠地に定め永住することを決めます。

 

当時、北斗山金剛授寺(現千葉神社)は西暦1000年より以前から千葉氏によって妙見(みょうけん)様の御分霊がおまつりされていました。

 

また西暦1000年に一条天皇からお寺の名前を頂き、施設も整備された祈願寺(墓地をもたず、葬式事を行わず、願掛けを専門とする寺院)であったのでこの場所こそ御本霊をおうつしするのにふさわしい場所と常重公は考えて1126年に御本霊を北斗山金剛授寺へとご遷座(神様のお引越し)をしました。

 

ご遷座(神様のお引越し)をする前、御本霊は千葉氏の本家の館内におまつりしていたので

すぐそばでご加護をいただいていました。

しかし神様のお引越し後は現千葉神社と亥鼻城と約1km離れてしまうので大変不安に感じてしまいました。

 

「せめて年に一度だけでも妙見様の御分霊を亥鼻山のそばへとお招きしてその御加護を直接いただきたい」

との考えから御遷座の翌年から旧暦7月16日から22日にかけて第一回妙見大祭が執り行われることになりました。

 

その大祭が令和の現在も伝承されているのです。

歴史あるこの神事をぜひ見学してみてはいかがでしょうか?

 

 

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