大江戸リサイクル事情 ~まわる その2~

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足るを知る生活をしたいと考え、芸術的リサイクル循環をしていた江戸時代パイセンの生活から学んでいるところです。

 

大江戸リサイクル事情 石川英輔著 の本でただいま勉強中です。

 

日本は江戸時代までは現在とほぼ同じ面積の国土で大昔から独立した生活を続けてきました。

 

室町時代に基礎ができていた伝統的な生活が大いに発展して今まで続いているいわゆる日本的な生活の原型ができたのが

 

江戸時代です。すべてがリサイクルする植物国家だった点は明治の夜明けとやらが訪れるまで変わっていませんでした。

 

つまり江戸時代の250年以上で実行した壮大な植物国家の記録、見事な循環社会の記録が立派な実験結果として存在しているのです。

 

これに対して最新式の技術を駆使した現在の生活はとっても便利だけど昭和35年頃からの短い経験しかないのです。

 

この60年くらいしかたっていないのにすでに 便利さの裏にあるさまざまな問題が深刻な形で噴き出している。

 

大量消費、大量廃棄をしていった結果、リサイクル(循環)しきれないモノが大量に国土に残る。

 

リサイクルどころか捨て場所に困っている状況なのです。地上だけでなく展開もゴミだらけ・・・

 

今、一人ひとりが発想の転換を迫らえるのです

 

筆者は「おそらくそれぞれの民族の伝統的な生き方を見直さなくてはならないのではないか」と言っています。

 

なぜなら民族の伝統的な生き方は長い歴史の実験結果として証明されているから。

 

伝統的な方法(生き方)は確かに効率が悪く、不便で欠点だらけに見えるけど長い歴史と経験があるから

 

良いにつけ悪いにつけ関連するあらゆる問題点もわかっている。

 

いきなり江戸時代の生活様式に戻れと言われても難しいし、私もそれはなかなか厳しいとも思う。

 

でもまず江戸時代のパイセンたちがどのようにしてリサイクル文化を運営していたのかを学ぶことで

 

現代の生活様式に置き換えて何か実践できないか?と考えることはできそうだと思っています。

 

次回からは江戸時代のパイセンに学ぶリサイクル文化運営についてご紹介していきたいと思います。